大丈夫か、大丈夫じゃないかで答えると・・・大丈夫!
あるぱか
こんな状態からのスタートでも、2年目くらいから『話せるな』と実感をするようになってきたので、思いたったが吉日、英語力が0だろうが出発する事をおすすめします。
が!話せないがために経験したしんどい思い出も沢山あります。海外行ったら毎日イケメン・美女とパーティー三昧でしょ?ってそんなことはありません。
理想ばかり抱かず、現実をみてしっかり心構えしていくことも大事なので、私の残念な経験をシェアしたいと思います。
いじめにあう

いきなり、インパクト大の悲しい出来事ですが、人生で初めていじめにあいました。(小学校の頃の仲間はずれとかはもちろんありましたが)
私はシェアハウスに住むのが人生で初めてだった、かつ、入学する語学学校が持っているシェアハウスだったので、そこに置いてある備品(トイレットペーパーや洗剤など)を日本のホテル的な感覚で使っていました。
今となっては、自分は非常識だったなと思いますが、その頃の私はまさかそれらを、同居人たちが買っているとは思わず、そしておそらく彼女たちも私に何かを伝えていたとは思うんですが、全く理解できず『イエス、イエス』しか答えない私に、相当腹を立てていたと思います。
ある時に、備え付けのシャンプー(ではないですがその時はそう思っていた)のにおいが嫌いだったので、自分の好きなにおいのシャンプーを買ったら、初日で紛失。彼女たちが楽しそうに『使ったらなくなったから捨てたよー』的な事を言ってきました。(それすらも定かではない。)
言われたことは定かではないですが、それ以降、私が買ったものがぞくぞくとなくなっていったり、私がまだ部屋にいるのに電気をけされたり、なんとなくいじめかな?と察しました。いじめのやりくちは世界共通ですね。
私の場合、彼女たちが17歳4人組でちょっと若かったこともあり、もしももう少し年上の人だと私の英語レベルを理解してくれて分かるように話してくれたかもしれませんが、このような意思の疎通が図れないがための行き違いはよく起こります。
沢山のお金を損する

これは、出発まえの話になるんですが、英語をある程度自分で理解できないとたくさんのお金を無駄に支払う事になります。
具体的に、私が英語がある程度理解できたらいくら節約できたかというと…
- 宿までの送迎代金5000円 ⇒自分でタクシーを見つけて、住所さえ伝えられれば2000円で済むところを7000千円とられました。
- VISAの申請料金2万円 ⇒オーストラリアのワーキングホリデービザを申請した時なのですが、大使館のホームページから申請できるので、英語を調べながら自分で必要事項を入力していくガッツさえあれば手数料の2万円を節約できました。
- 学校の申し込み代2万円 ⇒こちらは、ビザよりももっと簡単な話で、名前や住所、学費請求ののカード情報や入学時期などを入力するだけなっものをエージェントにお願いし、2万払いました。
出発前は、英語に異常なほど苦手意識があったので、『絶対できない』と決めつけて全てお願いしましたが、ちょっと英語を勉強すればどれも全て自分で出来る事でした。
また、語学学校に40万払いましたが、初対面のひととちょっとしたスモールトークが出来るぐらいのレベルまで勉強しておけば、旅人が集まるバッパーと呼ばれる安宿に行けば、たくさんの人が泊まっていて、旅人はみんなフレンドリーなのですぐに友達ができ、語学学校のグループレッスンとはくらべものにならない会話量を保つことができます。
とにかくストレスがたまる

なにをするにも緊張してとてもストレスがたまります。
スーパーのレジ一つも、日本のように黙ってレジ打ちしてくれません。『元気?今日は学校だったの?どうだった?あら、これ買ったのね、私も好きよ』と友達のように話しかけてくれます。
相手のいう事が全く理解できないのは当たり前、『なんて言ったの?』『もう一回行って?』もうまく言葉が出てきません。相手は笑顔で話しかけてきてくれてるのに、なにも言えない、黙ってうなずくしかない申し訳なさに、行くことを極力避け、どんどん痩せていきました。
あるぱか
もちろんどうしても行かなければいけない、役所手続きや銀行手続きなどもあります。そんなことがあろう日には3日前からおなかが痛かったです。日常会話も全く分からないのに銀行手続きなんて出来る訳がないのに、行かなければいけないから。
楽しくなかったの?
だからといって、一切楽しくなかった訳ではありません。というよりめちゃめちゃ楽しかったです。
学校生活もそうですよね、先生に怒られたり、友達と喧嘩したり、しんどいことも沢山乗り越えたけど結果楽しい思い出。
英語を勉強していけば行くほど、こんな無駄なストレスはどんどん軽減されていきます。
