効果的な単語帳学習とは?【話せるようになるための英単語帳学習/単語帳を自分で作る】

こんにちは、あるぱかです。


この記事ではいかに効果的に単語帳学習をするかを具体的に解説しますが、この方法を参考にしてほしい人とそうでない人がいるので、まずそちらから解説します。

この記事を参考にするべき人


まず、この記事を参考にするべき人というのは・・・

  • 暗記するのが苦手
  • →単語帳で勉強してても覚えてる気がしない、覚えても使えない
  • 試験の予定などはなく、『話せるようになる』事が目標

ふむふむ。僕は参考にするべき人みたい


逆にどんな人がこの記事を参考にするべきじゃないかというと

  • 短期間で点数を出さなきゃいけない人
  • →就職などでTOEICの点数が必要、学校の試験がもうすぐある
  • 覚えるのが得意で、1度暗記したものは絶対忘れない人
  • 英語上級者
  • →英語上級者(日常会話は全く問題なく、ビジネスレベルや、よりネイティブのような英語を話す勉強をしている人)はまた別のアプローチでの単語学習が必要になります

これから紹介する単語帳の使い方、単語の覚え方は、忘れない・使える知識になるけど、少し時間がかかる方法です。


近い将来に試験の予定があって、点数を出す必要がある人や暗記が得意な人は、市販の単語帳をひたすら覚えていった方がいいです。試験が間近で点数を出す必要がある場合はとにかく、一つでも多くの単語に一目でも触れておく必要があるので、単語を覚えるのに時間をかけている暇はないです。また暗記が得意ならば、単語帳の単語と例文まとめて全部暗記してしまった方が手っ取り早いです。



単語帳は自分で作ろう

僕はこの記事を参考にするべき人みたいだけど、単語帳なんてどうやって作るの?本屋さんにたくさん単語帳がうっているのに、どうしてそれを買っちゃだめなの?


単語帳を自作するワケ

市販の単語帳で出会った英単語は、その単語を思い出すときに、記憶を引っ張り出してくれるその単語に関係するほかの思い出が何もありません。だから記憶に残りにくいんです。


また、英単語帳の単語を覚えて行くことは、トランプゲームの神経衰弱に近いです。『英単語+日本語の意味』という組み合わせを神経衰弱のように記憶をするので、実際に自分が使う所のイメージが付きづらく覚えているのに使えない、という事が多く起こります。


その反面、これから紹介する単語帳を作る方法は

  • 毎日の生活の中から単語をピックアップする
  • →身近な生活の中から知らない単語を探し出してきて、単語帳にする方法なのでその単語に対して、いろいろな付加情報も一緒に覚えられるので、記憶しやすく、思い出しやすい
  • 覚える前に、その単語を使う方法を知っている
  • →英語でなんというか分からなかった日本語を調べ→単語帳に追記するので、こんな状況で使われる英単語とそもそも知っています。なので、その単語を実際に使うイメージが付きやすく、使える英語になる。
例えばconsiderという単語。単語帳で出会うと、【consider/熟考】とのってるよ。でもconsider =熟考という事は覚えられたとしても、実際この単語を使う事、イメージしにくいよね・・・。だけど、例えば、あなたが、「週末のパーティー行くか考え中なんだよね・・・」と言いたいとき、なんていうのかな?と調べてconsiderが出てきた場合。じっくり考えたり、検討するようなニュアンスがconsiderなんだ!こういう時に使うんだ!と分かって、実際にも次にも使えそうだよね!

あるぱか



どうやって単語帳を作る?

単語との出会い方

まずは、単語帳に追加していく単語とどうやって出会うのかですが、まずは自分の身の回りの日本語たちをあぶりだす→英語に直してみて、知らなかった単語は単語帳に追加していきます。


  • 日記・小論文をかく
  • →あなたに身近な英語からあぶりだす作戦です。小論文といっても、気負いしなくて大丈夫です。感覚的にはパスポートサイズのノート1ページくらいを書く目安っでやりましょう。テーマはなんでもいいです。例えば自分のペットについて、隣の〇〇さんについて、自分の趣味の事、部活の事・・・
  • LINEトークの中
  • →LINEで話している内容の中には、日常で使う単語であふれています。適当に友達のラインを選んで英語に直してみましょう。

どうやって単語帳をつくる?

STEP.1
日本語で書いてみる
まずは、日記にしても小論文にしてもまずは日本語で書いてみます。
私は文鳥を飼っている。 色はクリームと薄いブラウン色をしている。 名前は『ちー』という。 文鳥を飼う前は、鳥が人に懐くとは思っていなかったけど、文鳥はとても人懐っこく、私が飼い主なことも理解しているし、人見知りもする。よく来るお客さんも理解している。 朝起きても、私が起きるまで静かに待っている。私が「おはよう」と声をかけると、突然ちゅんちゅんと鳴きだす。 かごからでて遊ぶのが大好きだけど、『お家に帰るよ』と声をかけると、自らかごに帰っていく。
STEP.2
分からない単語をあぶりだす
日本語で書いてみた文章から、自分が英語でなんて言うのか分からない単語をあぶりだしていきます。
☑文鳥  ☑飼う  ☑~色をしている  ☑思っていなかった  ☑人懐っこい・・・など
とりあえず英語でなんて言うのか分からないものを全てあぶりだします。LINEもおなじで、LINEの会話のなかのなんていうのか分からない言葉をピックアップしていきます。
STEP.3
調べる
ここがなかなか、大変な作業になるのですが、分からなかった言葉を全て調べていきます。

この2つのサイトがあればおおむね分からない言葉を調べられると思います。
STEP.4
ノートに記載する
お気に入りのノートを1冊用意するといいです。学習のモチベーションがあがります。

余裕がある人は

日記を書いた後添削をしてもらうともっといいです。身近に添削をしてくれそうなひとがいる人はその人にお願いしましょう。(学校の先生であったり、英会話の先生など)


そういう人が身近にいない人におすすめなのが、HELLO TALKというアプリ

【言語交換アプリ/HelloTalk】正しく使えば留学を越える英語学習!?使い方を徹底解説

こちらの記事を参考に、無料のアプリなのでぜひ活用してみてください。


日常生活の中には言えない言葉がない

この学習を続けると、基本的な日常生活の中では言えない言葉がだんだんなくなってきたな、と実感してくるタイミングがあります。


そんな人は、単語の収集場所を日記やLINEから少しレベルを上げて、自作の単語帳作りは続けてください。


どうやってレベルを上げるかと言うと、短い10分程度の英語を聴いてその中から分からない単語をピックアップします。英語の本を読んでみてもいいんですがこのレベルに達して来たら耳も合わせて鍛えていくために、耳から入ってくる分からない単語を調べる方がいいです。


Hapa英会話(ポットキャスト)

Hapa英会話のポットキャストは毎回お題に合わせたネイティブ同士の会話を2~3分ほど聞かせてくれて、そのあとその会話で使われたワードの説明をしてくれます。ホームページにはすべての会話のスクリプトが英語で載っています。


TEDICT(アプリ)

TEDICTは490円で購入できる、TED TALKで学べるアプリです。テッドトークを1文章ずつに切り分けて、文字を見ながら音声も聞いて自分も言ってみてという訓練が出来るアプリになっています。


最後に

単語帳でひたすらに、英語と日本語の一対を、カルタのようにひたすら覚えることは、なかなか疲れる作業ですし、頭に入ってしまっても使えない事が多いです。


まずは、日常の生活をする上で必要な単語を覚えて行く。そうすると英語が使えるようになってきて→英語に慣れてきて→もっと難しい単語も覚えられるようになって来ます。


ちなみに私も未だに、youtubeや映画を見ながら、分からなかった単語をピックアップ中です。

ちょっと使い道に悩むような単語には、いくつか例文も含めて単語帳に記載しています。


また、ノート選びも大切で、モチベーションが上がるテンションが上がるノートを探してみてください。わたしは、トラベラーズノートという、皮の表紙に中身のリフィルを交換できるノートを使っています。とってもかわいいし、好きな付属品をどんどん追加して自分だけのノートにできます。ぜひチェックしてみてください。

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